上市町でくらす

私のふるさと 富山県 vol.2 新鮮な地元の食物

近所から見える立山連峰

近所から見える立山連峰

私は大学を卒業後、東京で就職しました。当時の私は日本の首都で且つ大都会である東京に憧れ、そこで仕事して頑張っていくんだ!と張り切っていました。実際、地元にはない物や施設、建物、乗り物、システム…など、毎日めまぐるしく変化していく大都市に魅了されていました。
仕事も厳しいことも多かったですが仲間と楽しく過ごしていたと思います。

 

そして盆暮れ正月には富山県の上市町に帰り、家族や友達と限られた時間を満喫していました。富山に帰った時に感じる時間の流れるスピードの違いには驚いていたものです。
朝、太陽が昇って鳥が鳴き、川の流れる音が部屋からでも聞こえ、地方鉄道が定期的に通り、たまに車や人が道路を行き交う様子を見てそれらの貴重さを感じていた事を思い出します。

うちの畑

うちの畑

 

すぐ近くの畑で採れた野菜や地元産の旬野菜などをごく普通に食べ、採れたてのキトキトの魚を毎日のように家庭で調理して食す事にありがたいなぁ〜と思います。
都会には都会の珍味華やかなおいしいものがたくさんありますが、地元で採れた食べ物を食べることで香りや食感、季節を感じる感性は小さな頃、ここで育ったからこそ記憶として残っているからかな、それはとても幸せな事だと思っています。

 

他県から遊びに来てくれる友人にも自信を持って魚を始め富山のおいしい食べ物をご案内しています。おいしそうに、食べてもらうと本当にうれしいです!
有名なものでしたら、白エビ、ホタルイカ、カワハギ、昆布、米などぜひ食べてもらいたいです。

 

高島美子


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