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東大生、富山に帰る-生活編2.穴の谷の霊水を飲もう!-

紅茶を穴の谷の霊水で淹れてみると?

紅茶前回のブログで入手した穴の谷の霊水を使って、早速紅茶を淹れてみました!

 

富山県は「水の王国」と名高いだけあって、水道水でも十分に美味しい水が飲めます。
穴の谷の霊水と比較してみるとどうでしょうか。

 

まずは世界的に最も飲まれている紅茶の一つ、トワイニング社のアールグレイ(英国元詰)で比較してみます。

 

穴の谷の霊水で淹れてみると、口当たりがまろやかで、甘みがあります。

ミネラル成分を多く含むためか、雑味が少なくまろやかな味わいになっていました。
また元々の霊水の味が甘みがあるため、紅茶にしても甘い舌触りですね。
人間の舌は先端で甘みを感じますので、舌先で味わってみてください!

 

ただ、水道水より味が出辛いので、普通の水道水より、やや蒸らし時間を多めにするといいでしょうね。
体感的には30秒から1分ほどです。

あるいは英国風に「ポットのための1杯」として茶葉を追加するのも手の一つです。

 

 

次は私の苦手なスリランカティーで淹れてみます。
先ほどの味わいから、渋みの強い茶葉をまろやかにするのに向いていると感じたのです。

気になるお味のほどは?

 

期待通り!

普段は強すぎると感じる渋みが緩和されて、スリランカティの香りをゆっくり楽しむことができました。

渋みが強い紅茶の他、苦味や雑味が多い茶葉にオススメです。

 

 

ハーブティーも試してみます。

富山県にあるケーキ店「ラ・メゾン ド ジュン」で買ってきた、フランスのダマン社のローズヒップティー「フリュイルージュ」でテイスティングします。

 

元々「フリュイルージュ」は甘みの強い茶葉です。
それに甘みのある穴の谷の霊水を掛けあわせると?

 

結論としては、いまひとつでした。

他のハーブティーでも試してみたのですが、ハーブティーが本来持っている香りやほのかな味わいを十分に引き出すことができません。
ミネラルの多さが、今度は味を引き出すのを妨げてしまっているようです。

ハーブティーは富山の水道水を蒸留して使用した方が美味しいですね。

 

 

最後にキーマンを淹れてみます!
キーマンは私が1番好きな紅茶です。

奥深い味わいと香りは何杯飲んでも飽きることがなく飲めば飲むほど喉が乾くとさえ感じるほどです。

中毒性が高いとさえ言えます。

これを穴の谷の霊水で淹れてみました。

しかし、ハーブティーの時と同様に、ミネラル成分が邪魔して十分な味わいを引き出せません。

抽出時間を伸ばしてみてもダメでした。 キーマンも、富山の水道水に軍配が上がります。    

 

穴の谷の霊水は、渋くて濃いお茶にほど合う

緑茶この後、抹茶でも試してみましたが、こちらは効果バツグン!

霊水でまろやかになった抹茶は舌触りも喉越しも爽やかで、茶道で味が濃すぎることを示す「詰まる」ということがまるでありませんでした。

 

以上から、穴の谷の霊水は紅茶でも抹茶でも、渋いお茶や濃いお茶に合うと結論付けられます。

皆様も是非お試しください!

 

 

そうそう、一般に『汲み置き水は空気が抜けるので紅茶に良くない』という話がありますが、常温で抜けていく空気なんてほとんどなく、沸騰させすぎないようにすることの方がよほど重要です。

加えて穴の谷の霊水は元々甘みがあるので、まったく問題ありません!

 

 

ライター:竹島雄弥

富山県立富山中部高等学校卒業

東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業

大学卒業後、ふるさと富山にUターン。プロジェクトデザインに新卒で入社。 事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。


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