上市町ではたらく

柔らかくて甘いパンが幅広い世代に人気

ぱんや ととかか

定番のパンはもちろん、子どもからお年寄りまで幅広い世代に好まれるソフト(柔らか)系のパンを中心に作っている。代表の中村信二さんが「愛情込めたパン作り」をモットーに品質を保持。子どものお小遣いでも買えるパンや月のおすすめ商品のほか、日によって気まぐれで作るパンも人気の秘密だ。

代表 中村信二さん(48)

代表 中村信二さん(48)

 
 

 

ソフト系のパンが中心

ハード系のぱんコーナー

ハード系のぱんコーナー

――ととかかさんのパンの特徴を教えてください。
 商品構成は、今どきのパン屋さんではないラインナップになっています。オープンから変わりなく作っている定番の商品は、あんパンやクリームパン、ジャムパン、ドーナツなど、「柔らかくて甘いもの」です。当店は幅広い年代の人が来られます。だからお客さんの好みに合わせて、柔らかいパンを意識して作っています。
――お子さんに人気なのはどれですか?

子どもに人気のシュガーパイ(31円)

子どもに人気のシュガーパイ(31円)

 子どもたちが好きなのは「シュガーパイ(31円)」ですね。小さいから安いんですが、お小遣いで買ってくれます。中高年の方に好まれているのは、「くるみとクランベリーのパン(1個494円、1/2個247円)」。ハード系に見えるけど柔らかくて、直径20㎝以上の大きなパンです。水曜と木曜のみ焼いています。
――本当に柔らかいですね。
 ほかに人気なのは、豚ひき肉100%をたっぷりと使い、隠し味に県産の米粉を使った「カレードーナツ(税込154円)」です。外側にパンドミー(フランス食パン)のパン粉をまぶしてあるので、カリッとした食感が楽しめます。

カリッと揚がるカレードーナツ(税込154円

カリッと揚がるカレードーナツ(税込154円

――あの、こちらの「ととかかスペシャル」というのは…?
 これは創業当時からあるパンで、上市町の特色を出したいと思って作りました。上市町特産の穴の谷(あなんたん)醤油を使ったおせんべいのようなパンです。
――ほかにも、毎月おすすめのパンが登場するんですよね。
 そうです。「今月のパン」として1つずつ登場するほか、「気まぐれの一品」と言って、思いついたときに作るパンもあります。短いと1~2日で変わったり、久しぶりに登場したりするので、今日あっても明日ない商品があります。

9月の「ふんわり紅茶ぱん(95円)」

9月の「ふんわり紅茶ぱん(95円)」

――…ということは、変わったパンがあるなと思ったらすぐ買わないと、次は無いかもしれない?
 はい。「気まぐれの一品」は、新しいものがあるとお客さんが楽しいかな、と思って始めました。パンは全部で40種類くらいあるんですが、日や時間帯によって交替で店頭に出ています。

地元の人に愛されるパン屋さんに

住宅街の一角にあるお店

住宅街の一角にあるお店

――お店をオープンされた経緯を教えてください。
 元々、パンを作る仕事が好きで富山市や県外のパン屋で働いていたんですが、次第に管理職になっていってしまい、独立を決めました。住宅兼店舗にし、上の子が小学校へ入学するのと同時に32歳でオープンしました。ここは当時田んぼで、その中に最初に建てた1軒がうちだったんです。小さくてもいいから長く続けられ、地元の人に愛されるパン屋さんにしたいなと思いました。今は少子化で子どもが少なくなりましたが、オープンの頃は子どもの数が多く、パン屋自体が珍しかったので、子どもたちがよく来てくれました。

接客は奥さんが担当

接客は奥さんが担当

――愛されてきたんですね。お店の名前の由来は?
 「ととかか」は、「お父さん・お母さん」の意味です。店を始めると決めた時、いくつか候補を出した中で子どもたちが選んでくれました。覚えやすいので、この名前にしました。
――そうなんですか。お店をされている上で、大切にされていることは?
 うちのモットーは「愛情込めたパン作り」なんです。材料もよく選び、パン生地を作る時は添加物をできるだけ使わないようにしています。愛情を持って作らないとパンが美味しくならないので、そういう気持ちを大切にしています。
――愛情込めたパン作り、いいですね~。

パン作りはお客さんの言葉が励み

多種多様なパンを作り出す中村さん

多種多様なパンを作り出す中村さん

――やりがいを感じられるのはどんなときですか?
 お客さんから、「パンを一生懸命作ってるね」「美味しいね」と言ってもらえると嬉しく、それが励みになります。来ていただけることがありがたいので、お客さんを大切にしたいと思っています。2人でやっているので、まとまった数を注文いただいたら大変だけど、できるだけ応えています。学校のバザーや住民運動会のパン食い競争用のパンを注文されることもありますよ。
――サンドイッチの注文もできるんですね。
 はい。サンドイッチのオードブル(3人前1,600円)は好評で、リピーターになられる方も多いです。「かみいち町民のネタ帳」に掲載されたラスクも人気です。

たっぷり入った「ラスク(216円)」

たっぷり入った「ラスク(216円)」

――美味しそうですね! では、中村さんが今後、挑戦したいのはどんなことですか?
 自分で作ったことのないパンが結構あるんで、そういうのを作ってみたい。安定して入荷できれば、地産池消の材料でも作りたいですね。あとは、この先20年とかずっと続けられたらいいなと思っています。パン屋というのは、朝が早く体力的にきつい仕事なので、挫折する人も多いんです。でも、お客さんからの言葉が励みになる。いまこういう仕事に就く人は少ないんですが、もうちょっと後に続く人がいたらいいなと思います。
――そしたら、興味のある方が見学に来られるのはOKですか?
 はい、志のある若い方、どうぞ。
――わかりました。中村さん、今日はどうもありがとうございました。
 こちらこそ、ありがとうございました。

いろんなところに

いろんなところに

アンパンマンが…

アンパンマンが…

中村さんのエプロンは、なんとアンパンマン柄! 初めの1~2年は普通のエプロンでしたが、アンパンマンの生地を見つけてかわいいなと思い、洋裁をしている知人にオーダーメードで作ってもらっているとのこと。最初は恥ずかしかったけど、子どもウケがいいため、作り替えてもずっとアンパンマン柄だそうです。愛情を持ってパンを作られるという言葉に、ジャムおじさんを連想した私でした。

ととかかさんのパンはどれも柔らかく、特に、上に砂糖がかかった「レーズンぱん」はフワフワでとっても美味しかったです! 9月の「ふんわり紅茶ぱん」も、茶葉が入っていて紅茶が香る上品な味わいのパンでした。11月のパンは何かな?

時々登場する「気まぐれの一品」には、「マロンクリームぱん」や「ビーフシチューとホワイトソースのぱん」、「チョコホイップクリームコロネ」など、とっても気になるパンが…。いつも食べられるわけじゃないとなると、なおさら食べたくなりますね。

「気まぐれの一品」の情報は中村さんのブログで紹介されているので、チェックしたいと思います♪

●おすすめメニュー●

 
 

●DATA●

店舗名 ぱんや ととかか
住所 上市町森尻650
電話・FAX番号 076-473-3225
営業時間 6:45~18:30
定休日 月・火曜、お盆、年末年始
駐車場 4台
ホームページ http://www.net3-tv.net/~totokaka/
Facebookページ https://www.facebook.com/%E3%81%B1%E3%82%93%E3%82%84-%E3%81%A8%E3%81%A8%E3%81%8B%E3%81%8B-1631026920517192/?fref=ts
メニュー 食ぱん、フランスぱん、菓子ぱん、サンドイッチ
設備・情報 店内禁煙、予約可、ベビーカー持ち込み可
代表 中村信二
オープン年月日 平成10年4月17日

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