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原始人sの上市jターン日記~坂本ですが~Vol.14 The Last Chapter
坂本ですが、ご無沙汰しています。
約3か月半ぶりの更新ではありますが、いったん本日のブログを持って【坂本ですが】シリーズ含めて私のブログをいったん終了させていただきたく思います。
(タイトルに、気取って英語を使ってみました。間違いありましたらご指摘くださいませ。)
さて、上市に住み始めて先日の七夕で2年が過ぎました。(今年も願いことをし忘れてしまいました・・・)
私は上市に移り住んで良かったなぁと思っていますが、ようは相性が良かったのだと思います。
自然の程度、人間関係etc。
我が家の状態
周囲に自然が多いせいか、息子が外に遊びにいくたびに家の内外に木の枝や植物が増えていきます。
今日はおもちゃ箱のなかに猫じゃらしが入っている・・・。
昨日は玄関を出ようと思ったら、1メートルほどの木の枝が横たわっていたし・・・。
そして普段はおもちゃもきちんと片付けない・・・。
いつもこんな感じかって?
いえ、いつもはもっとひどいです。
せめてブログで公開しても良いレベルに片付けてから写真を撮ってみました。
外にいってもこんな感じです。
しかし、困っているのは私のみ。
周囲の皆様は、子供はこれくらいがちょうど良いと言ってくれます。
これはこれで良いことだ、と思うようになりました。
家の中もベランダも、散らかっているのではない! クリエイティブな空間と化しているのだ!
人間関係
人間関係について言うと、幸か不幸か昨年は地域の自治会長をやっていたため近隣地域の人たちあるいは地域の小学校の先生ともお話する機会がもてました。
俗に言うような、自治体活動が煩わしいというレベルのものではなく、(坂本的に)一番心地良い人間関係をもつことができたと思っています。
どちらかと言うと、もともとは近隣の顔も知らない、というようなお付き合いはあまり好きではないので、そういう意味では上市町は私と相性が良かったのだと思います。
面白い地域のイベントも頻繁に開かれているのは嬉しいですね。
子育て編
【我が家の状態】セクションで書いた通り、周囲の人たちが子供にやさしいと言うのは嬉しいことです。
周囲の人が子供にやさしくしてくれると、なぜか子供へのイライラも緩和されます。
ま、これくらいのイタズラは健全なものなのかな、と。
そして、忘れてはならないのは、息子たちが通っている上市保育園。
とても素敵な保育園です。
子供のいる世帯にとって地域の幼稚園や保育園との相性も、その地に馴染めるかどうかを大きく左右するのだなぁ、というのが身に染みて分かりました。
それにしても個性の強い先生方が多いといいますか、何といいますか。
【坂本ですが】のブログでもずいぶんと保育園関係のトラブルを紹介させていただきました。
トラブルと言っても、いわゆるトラブルではなく、坂本個人の保育園にまつわる失敗談です。
そう言えば、保育園に関する失敗談が、今年度の頭にもう一つ増えそうだったのを思い出してしまいました。
せっかくですので、しめくくりも保育園での事件(未遂)で締めくくりたいと思います。
事件は保育園で起きている ~再び~
それは新年度が始まりを告げる季節のことでした。
我が家の長男坊と次男坊が通っている保育園で入園式が行われました。
土曜日実施ということで、その案内を貰っていましたが、これが危うく事件に結びつくところでした。
しかし、この1年で数々の失敗を学んだ坂本は、緻密な分析力によってこれを何とか回避することができました。
失敗は成功のもとというやつですね。
【入園式案内の配布物】
○月×日に入園式を行いますのでご協力のほどお願いいたします、といった文言が配付プリントに記載されています。
さてさて、子供たちにも恥ずかしくない格好で出席しなくてはならないな、と思いを巡らせ、当日の朝はどのスーツにしようかな、Mr.坂本は思考していました。
紺色のスーツが無難かな、それともカジュアルスタイルにジャケットの方が少しでも若く見えるかもしれない。
ネクタイはどうしようか。重厚なネクタイにしようか、それともスタイリッシュな細身のネクタイにしようか。
髭はしっかり剃り残しがないように、髪の毛はたまにはワックスで固めよう。
そうそう革靴は茶色にしようか、それとも黒にしようか。
おっと肝心のワイシャツにアイロンがかかっていないぞ、さてさてワイシャツは白がすっきりするかな、それとも淡いブルーで落ち着いた大人の雰囲気を出そうか。
とまぁ、たまには身だしなみに気を付けようと、「あーでねーと」「こーでねーと」と考え抜いた結果、最終的にここ1年でもっとも完璧なコーディネートにたどり着きました。
スーツを着用した後に、子供たちに鼻水を拭かれてスーツがカピカピになってしまった失敗を思い起こし、スーツ着用は子供たちを車に乗せた後と決めておりました。
これも失敗は成功のもとですね。
さて子供たちを車に乗せて、スーツも半分くらいまで着用した後に、ふと思いました。
「はて。そもそも私は出席する必要はあるのか?」
もう一度配布物の文言を確認してみましたが、父兄に出席をお願いする文言はどこにもありません。
ここは保育園に連絡してみるのが良いか?と思いつつ、しかし入園式開始の40分前に電話するのもちょっと気が引ける、と思い、スーツを車に乗せて私服で登園してみました。
子供を引き渡すときに、出迎えてくれた先生(責任者の副園長先生)に恐る恐る聞いてみたところ、出席しなくて大丈夫、とのことでした。
思い起こせば、1年前は、子供を入園させた年だったので出席依頼の案内が来ていたような気もします。
ということで、あれこれ悩んで髪型もばっちり決めてしまいましたが、入園式は子供のみ出席という運びとなりました。
スーツを着ていくと恥ずかしい思いをするところでした。
危うく年度初からいきなり保育園で事件が勃発するところでした。
想像力を豊かに、シミュレーションをしてみましょう。
昨年度に保育園の先生方の性格もずいぶんつかんだような気がします。
もし私がスーツを着て保育園に行っていたら、どのような対応をされていたでしょうか。
数人の先生が対応することを想定してシミュレーションをしてみました。
1.責任ある立場の、いつも笑顔のA先生の場合
・笑顔で何も言わずに受け入れてくれる。結果的に私は入園式の途中で違和感を感じ恥ずかしくなってしまう。しかしA先生は相変わらず笑顔を向けてくれる。私は恥ずかしくなってしまい目のやりどころに困ってしまう。
2.正義感が強く、一方で保護者に常に気を使ってくれるB先生の場合
・保育園側は何も悪くないが、申し訳なさそうに謝ってくれる。「すみません・・・。きちんと伝えてなくて。出席しなくて大丈夫ということを説明してなくて申し訳ありません」
謝られることも含めて私は結果的に恥ずかしく思ってしまう。
3.結論をスパッと伝えてくれる分かりやすくクレバーな雰囲気漂うC先生の場合
・お父さんはお帰りください。お迎えは10時半にお願いします。私がスーツを着ていようが着ていまいが、ずばっと必要事項のみ言われて私は赤面して家に帰る。
4.いつも明るく、大阪育ち(?)と思ってしまうノリのよいD先生の場合
・まずは手を叩いて笑う。「お父さん、何やってるんですか!?」「どうしても出席したければしてもいいですけど」と明るく皮肉を飛ばしてくる。私は恥ずかしくなって「すみません」と言って家に帰る。
5.ちょっと天然の入っている優しい雰囲気のE先生の場合
・スーツを着込んでいる私を見て、「お父さん、土曜日なのにお仕事ですか? 大変ですね」と言ってくれる。私は何事もなかったように「はい、そうなのです」と言うが、恥ずかしい思いのまま家に帰る。スーツを脱いでくつろぐが、お迎えの時間に再びスーツを着てお迎えに行く。
どのシミュレーションの場合でも、どうも恥ずかしい思いをしてしまいそうですね。
他の先生方5人ほどについてもシミュレーションをさせていただいた次第ですが、長くなりますのでこの場では割愛させていただきたく思います。
結果的には、無事に恥をかくこともなく新年度をスタートすることができました。
個性豊かな子供たちに個性豊かな先生方が集う上市町の保育園。先生方にはいつも良くしていただき、家庭で手の届かないところまでしっかりと見てくれて本当に頭の下がる思いです。
あ、いけない、本日保育園に提出する書類を提出し忘れてしまいました・・・。
最後に
やや無理矢理の運びですが・・・
上市の環境には癒しを頂き、上市の人々からは刺激を頂き、私も、一生懸命(ほどよく力を抜いて)上市暮らしを営みたいと思っています。
もしも、またブログを書くことがありましたら、一つよろしくお願いいたします。