移住者の声

~上市町をよく知る職員になりたい~
新潟から進学・就職で富山へ

真貝彩可さん

新潟県柏崎市出身の真貝(しんがい)彩可さん(27)。平成18年、大学進学を機に富山県へ。富山大学卒業後、上市町役場で念願の公務員になった。財務課や教育委員会事務局に配属され、平成27年で6年目。青少年育成関係の仕事や成人式を担当。新成人で組織する実行委員会と連絡をとり、準備を進めた。プライベートでは北アルプス吹奏楽団に所属し、クラリネットを担当している。

真貝彩可さん

 
 

公務員試験を受け上市町の職員に

今年の夏の大会での北アルプス吹奏楽団。指揮者の正面が真貝さん

今年の夏の大会での北アルプス吹奏楽団。指揮者の正面が真貝さん

――富山県に来られたきっかけは?
大学進学です。富山大学の経済学部に入学しました。私は小さい頃から公務員になりたくて、富山大学が自分に合うと思ったんです。隣の県なので、大学時代は特急で2時間弱で実家に帰ることができました。大学時代は、北陸新幹線が開通するまで自分が富山県にいるとは思いもしませんでした。
――富山の印象はどうでしたか?
実家は新潟県の海沿いにある柏崎市にあるんですが、富山県とは雪の量も気候的にもあまり違いはなく、馴染めました。実は小学6年生の時に宿泊学習で立山登山に来たことがあったのですが、その時は富山だということもよく分かっていなくて。今思うと、縁があったのかもしれません

アルプスの湯での街角コンサート(左から2人目)

アルプスの湯での街角コンサート(左から2人目)

――大学卒業後、上市町の職員になったのはなぜですか?
地元で公務員試験を受けようとも思ったのですが、ちょうどタイミング良く上市町で募集していたんです。私は中学・高校・大学生のときにずっと吹奏楽でクラリネットをやっていたので、大学時代のサークルを指導してくださっていた先生に上市町の試験に受かったことを話すと、北アルプス吹奏楽団を紹介していただきました。初めは仕事に慣れるまではと入団を遠慮していて、2年くらい経ってから入ったんです。今では職場以外の人間関係もでき、すごく感謝しています。

職場での真貝さん

職場での真貝さん

――上市町役場ではどんなお仕事を?
以前は財務課、今は教育委員会事務局生涯学習班にいて、成人式を担当しています。新成人で組織する実行委員会のメンバーと連絡をとり、アトラクションなど式の内容を決めたり、記念品を選定したりして準備を進めました。仕事柄、上市町の公民館を訪れることがよくあるのですが、私がアパートで一人暮らしをしていることを知っている主事の方々がいつも声をかけてくれ、心配や世話をしてくださるので助けられています。職場の方々も畑で採れた野菜をいっぱいいただいたりして、ありがたいです。
――町の方達とはどのように人間関係を築かれたんですか?
最初は、名前を見ればよそ者だと分かるので「あんたどこから来たん?」って必ず聞かれました。話のネタになると言うか。そこから顔見知りになって、いろいろ話すうちにみなさん親身になってくれます。上市町には優しい人が多いですね。
――上市町での生活はどうですか?
上市町の中心部ではありませんが、ある程度便利なところに住んでいるので、快適です。柏崎市にあった海が無いのだけは残念です。富山は車が無ければ不便ですが、逆に車さえあれば何でもできると思います。車は四輪駆動なので、冬も車に任せれば雪の中でも平気です。富山での生活では二輪駆動で十分だそうで、職場の人にびっくりされましたが(笑)。
――そうなんですね(笑)。

季節ごとの大岩の楽しみ方

――上市町で好きなスポットは?
大岩親水公園です。ドライブイン手前にある駐車場から、歩いて階段で川のすぐそばまで降りられて、そこから桜の木があるところまで渡ることができるので、桜が綺麗な時季に行くのが好きです。春は桜のライトアップが行われるので綺麗です。
――すごい! 詳しいですね。
上市町の市街地から大岩に向かう県道152号線沿いには金木犀の植えてある家がたくさんあるので、秋は車の窓を開けて香りを楽しみながら走るのが好きです。

上市町内に出没するカモシカ

上市町内に出没するカモシカ

――大岩ではそんな楽しみ方もできるんですか。金木犀がお好きなんですね。
大好きです。休みの日に、散歩しながら金木犀のある家を見つけるのも好きですよ。自分でも植えたいくらい。
――いいですね~。そう言えば、私以前、大岩のその駐車場付近でカモシカと遭遇しましたよ。
カモシカはよく出ますね。生涯学習班では天然記念物のカモシカを保護する仕事もあるので、私も何回かカモシカを見たことがあります。

上市町のおすすめグルメ

大岩館の山菜料理

大岩館の山菜料理

――富山の食べ物はどうですか?
初めてとろろ昆布のおにぎりを食べたときはびっくりしました。とろろ昆布を全体にまとっていて、独特なおにぎりですよね。とろろ昆布自体、実家にいた時はあまり目にしなかったような気がします。
――上市町でおすすめの食べ物は?
「さえきそば処」のカレーうどんが好きです。汁のあまりない変わったカレーうどんで、ちょっと辛めなのが美味しいです。また、残ったカレーの中にご飯を入れて食べるのがお店のオススメの食べ方だそうです。さえきの隣にある、「里山の駅 味蔵」のイタリア米ミルクジェラートも美味しかったですよ。あと、上市町の山菜料理は美味しいですね。子どもの頃は苦いイメージがあったので地元ではあまり食べませんでしたが、冬に大岩館で食べたんです。そしたら、あまりにも美味しく料理してあるのでびっくりしました。苦手意識がなくなりました。
――今後、やってみたいことは何ですか?
行動範囲を広げて、交友関係の幅を広げたいと思っています。いろんな活動を体験してみたい。「和風カフェ 胡桃(くるみ)」とか、行ったことのないお店にも行ってみたいですね。私はまだまだ上市町のことをよく知らないので、時間をかけて町のことをもっとよく知り、もっと好きになっていきたいと思っています。
――最後に、上市町への移住を考えている人に一言お願いします。
上市町に元々住んでいる人も、結婚や就職で外から来た人も、上市町に住めば町のことを好きになると思います。町を好きになるお手伝いが、この仕事を通して出来たらいいなぁと思っています。綺麗なアパートや町営住宅も増えているので、単身でもファミリーでも住みよい場所です。
――真貝さん、ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。

はたらくらすコネクション記者・古野知晴のFuruno's voice!

富山県での必需品と言えば、車。私も最初に買った車は雪が心配だったので四駆にしました。四駆だと雪が多少積もっていてもものともせずに走ることができるので、心強いですよね。あまり過信しすぎると危険ですが…。次第に雪道にも慣れ、年々雪が少なくなっているのもあって、今は二駆に乗っています。
大岩と言えばそうめんや滝修行が有名ですが、桜や金木犀など、季節の木々を楽しむのもいいですね。
移住した方もそうでない方も、やはり職場以外での人間関係があると視野や行動範囲に広がりができていいですよね。全国各地に「富山県人会」があるように、上市町にも「移住者会」とかあればいいのかも…と思いました。

 


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