ごあいさつ


「はたらくらすコネクションin上市」は、上市町での暮らし働き方を紹介するサイトです。

「上市町で活動する企業の魅力を知ってもらい、町をもっともっと好きになってほしい。」そうした思いから生まれました。
記事を読むことで、もっと応援したくなる、もっと楽しくなる、もっと美味しくなる。そんな効果を期待しています。

 

「はたらく」では、経営者の方に直接インタビューした記事を掲載しています。
企業や店舗それぞれのホームページとは違った視点で経営者の熱い思いをクローズアップし、普段はなかなか聞けない、企業が生まれた背景や歴史についても触れているのが特徴です。

 

「くらす」では、上市町にUIJターンで移住した方にインタビューした記事を掲載。 上市町を選んだ理由や、実際に暮らしてみて感じた生の声をお届けしています。
これから移住したいと考えている方にとって、移住後の暮らしをより具体的にイメージするヒントになれば幸いです。
記事を読んで気になった方は、ぜひ一度、上市町に足を運び、暮らしを体感してみてくださいね。お試し居住もできます。

 

また、HPの内容をまとめた冊子も発行しています。

 

 

上市町長 中川行孝氏

中川町長

地域に根ざした元気な事業所を紹介する「はたらくらすコネクションin上市」のHPにご来訪いただき、厚くお礼申し上げます。

上市町の事業として、これまで町民の皆様をはじめ、多くの方々にご賛同いただき、HPと冊子で情報を発信してきました。冊子は4刊発行し、2018年1月に5刊目を発行するに至りました。取材にあたり、ご協力いただきました事業所の方々に深く感謝申し上げます。

 

上市町は、古くから物資流通の中心地として栄え、高度な技術を有する企業や独創的な事業を展開するサービス業などオンリーワンの魅力を発信する事業所が多数立地し、地域の基盤を形成しています。

本事業では、事業所の隠れた魅力や革新的な技術を数多く紹介し、そこで働く従業員や新たに創業した方々の生の声をお伝えすることで、上市町での働きやすさ・暮らしやすさの魅力を発信し、若者の就業支援やUIJターン就職の促進、そして笑顔があふれる安全・安心なまちづくりの実現につなげていきたいと考えています。

町では今後も引続き、関係機関の方々と連携した雇用対策に取り組んでまいりますので、本事業の推進にご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げ、冒頭の挨拶とします。

 

 

上市町商工会長 坂井穂悦氏

坂井穂悦会長

上市町の企業形態は売薬業が始まりです。上市町商工会は薬業関連の企業が中心になって作り、初期は会員の80%が売薬業でした。

私はかつて町議会議員をしていた頃、上市町の資源を活かしてもらえる企業の誘致に力を入れてきました。剱岳の頂上から日本海までの距離約60kmの中間に位置する上市町は、自然が多く空気が綺麗で素晴らしい環境です。富山県の中でも特に自然災害が少なく、安全な土地なため、ここでものづくりを行っているということは、企業が堂々とPRできるポイントだと言えます。実はまだまだ観光資源が豊富にあるのですが、活かしきれていないのが今後の課題です。

新幹線開通に当たって、富山県を訪れた人が観光資源豊富な上市町へ来てくれるよう、先手を打つことが大切です。今の時代はインターネットが普及し、個人が発信できるようになったことでPR方法も多様に、難しくなっています。商店も企業も、お客さんに満足してもらえるよう、これまで以上に努力し続けていかなければなりません。

上市町に古くからある企業の経営者は5年先を読み、絶えず良いものを作ろうと努力することで時代に対応し、発展してきたのです。今後は、企業やそこで働く人、地元の人に、横の連携を強くし、結びつきを深めてもらうことが望ましいと考えています。そのためには、上市町で働く人に、地元の企業や商店に目を向け、積極的に利用してほしいと思います。企業と地元の皆さんが消費者として互いに上市町でお金を循環させることができたら、地元の皆さんに還元でき、町の企業を誇りに思ってもらえるようになるのです。これほど素晴らしいことはありません。

小さな商店でも1つの企業です。上市町の企業には、ぜひとも力をつけ、世界を視野に入れた購買力に手を伸ばせるよう、大きく成長していってもらいたいと考えています。

 

 

前上市町長 伊東尚志氏

上市町長 伊東尚志氏

上市は、かつて「市(いち)のまち」として栄えた町です。農業を中心に、売薬業をはじめ、江戸時代からの老舗である繊維産業の「細川機業株式会社」など多くの企業が発展してきました。

売薬業から脱皮し、企業として大きな成長を遂げた「株式会社 池田模範堂」や、がんの薬の原料を提供している「富士化学工業株式会社」、「リードケミカル株式会社」など薬業関連の企業は今でも多くあり、薬都・富山の中でも「薬のまち」としての存在を強く印象付けています。

昭和50年代からは、町の商工業の発展を目指す重要な施策として工場誘致を行い、独自のやり方で既存の企業と競合しない異業種の企業を20社以上誘致しました。今では、ネジの緩み止めで大きなシェアを誇る「株式会社ニッセイテクニカ」や、運輸からプランニングまでを行う「清水屋運輸倉庫株式会社」、タイにも工場を持つプラスチック製品の「株式会社 碓井製作所」、鉄工所から機械部品加工会社に成長した「株式会社 内山精工」、樹脂成型メーカーで独特の技術力がある「株式会社コージン」、町外に本社のある「富士安全硝子工業株式会社」や「三晶技研株式会社」、「株式会社サンリッツ」、ろ過・パテントの「株式会社ロキテクノ」などたくさんの企業が、独自の強い商品力のある良い企業に成長しています。

私も営業の経験がありますが、相手のいることはそう簡単にいくものではありません。人間関係を大切にし、目標を持ってやるべきことをやるという姿勢が大切です。一朝一夕には成し得ないことでも、基本をしっかり持ってブレずに続けていけば、必ずや伸びしろが生まれることでしょう。

上市町の企業が成長していく背景には、それぞれの社長の大きな熱意があり、商工会では青年部や女性部が目を輝かせて頑張ってくれています。町の建築や電気工事、植栽にも町内の企業が良い仕事をしてくれるので、頼りにしています。

これまで上市町は、全国に先駆けてハザードマップを整備するなど、住民の安全安心や便利さには特別の配慮をかけて事業を行ってきました。想定外の事態は起こり得ることですが、想定できる問題にきちんと対処していくことが政治家の責任だと思っています。今後は、上市町の資源を活かし、磨きをかけて観光にも力を入れていきたいと考えています。

企業の皆様が今後も成長を続け、この上市町を支えていってくれることを願っています。

 

企業・店舗の紹介ページには、取材を担当した記者・古野知晴による、「Furuno’s Voice」を掲載しています。本文に入りきらなかった情報や、記者の独断と偏見によるコメントが載っているかも!? ぜひ、ご覧下さい。

取材記者

株式会社プロジェクトデザイン
 広報・PR担当 古野知晴

 

地域の個人事業主・起業家の夢実現をサポートし、地域社会を元気に活性化!

 

ケーブルTVの番組制作会社勤務を経て、取材・キャスターの経験で培った「聞く力、伝える力」を生かし、はたらくらすコネクションin上市の担当として取材・記事作成にあたっている。

このほか、「本当はいいものを持っているのに、自信を持てずに行動できずにいる事業主」に実行可能な計画を立て夢の実現を叶えるためのライフプラン講座を提供。

また、現在もケーブルTVキャスターや行政・地域のイベントの司会業などでも地域社会活性化に積極的に携わる。