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上市町でくらす
恥ずかしながら知りませんでした。
恥ずかしながら知りませんでした。
こんなに近くに、こんな場所があったなんて。
上市町のデザイナー伊東です。
今請け負わせていただいている、上市町の観光資源PR事業の取材で、伺ったとある場所。
森の中に佇む小さな神社。
天然の参道とも言うべき、樹々が立ち並ぶ中に細く伸びた苔の道の先にそれはあります。
苔むした石、木漏れ日、自生する樹々。どこからどこまでが俗域なのか、どこからどこまでが神域なのか、そもそもはっきりとした線を引かなければいけないということ自体が単なる固定観念でしかないのかもしれないと考えさせられる、まさに哲学の道。
道中の看板にあった哲学の道とはここのことを指したものではないのでしょうが、なんだか日常の在り方を考えさせられる場所でした。
あるとは知っていましたが、ここまでのものとは知りませんでした。
これまで町の観光資源の発信に多く関わらせていただきながら、行ったことなかったなんて恥ずかしいです。
眼目山立山寺の本堂裏手にある開山林。
ぜひ行ってみてください。
初代住職大徹と木こり(のちに立山権現であったことがわかる)が7日間座禅をした座禅石のほど近くに、木こり(立山権現)を祀った神社があります。
禅宗(曹洞宗)のお寺でありながら立山信仰の神である立山権現が建立に関わっているという、日本の富山のこの地でしか観ることのできない神秘の風景。
本当におすすめです。