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どんな変化が生まれるだろう
上市町のデザイナー伊東です。
新型コロナの影響で世の中が目まぐるしく変わってきていますね。
ひとつの出来事がここまで世界中に影響を及ぼして、その変化や脅威がこんな小さな田舎町にまで押し寄せてくるなんて、こんなことあるんですね。
最近はオンラインミーティングにも少しずつ慣れてきました。
最初はアイディアのキャッチボールがちょっと難しいかなと感じたのですが、
Zoomなどのオンラインツールが高機能なこともあって
段々とその煩わしさも薄れてきました。
Zoomというのは(LINEもそうですが)
話してる自分の顔が見えるのがいいですね。
別に自分の顔が好きとかそういうことではないのですが、
人と話してる自分の顔を見ることなんてないじゃないですか!
昔から、友達に「表情が3種類くらいしかない」なんてイジられては
そんなわけねぇだろうが!!
なんて本気で思ってたのですが、
Zoomの画面で見ると、
自分の中ではにこやかに微笑んでいるつもりが
画面上では、なんと!
真顔!!!
というか何か腹に一物ありそうな顔にも見える(笑)
うわー、そう言えばハワイに行った時もアラモアナセンターで店員さんに
「アナタなんで笑わない~~!!」って突然怒られたし
最近は「笑わない男」稲垣選手にもやたらと似ていると言われた。
そうだ、確かに画面上の私は笑ってない(笑)。
でもこれ、自分のイメージしている表情と実際の表情のギャップを確かめられるので、
とても良い表情トレーニングツールだなと思いました(笑)。
さて、そんな風にZoomなども活用して行うのがテレワークですね。
最近になって初めて耳にした言葉でしたが、
日本テレワーク協会のサイトによると、
「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語
とのことで。
これ自体はコロナより以前から働き方改革の一環としてあったようですね。
考えてみれば私もテレワークやってました。
最近も、東京の方とオンラインミーティングを重ねながら
サイトのリニューアルの仕事をひとつ完了させました。
通常会って打ち合わせして詰めていくべきところを、会わずにやるわけですから、
かなりやりずらいかと思いきや、
画面共有機能などを使って細かなやりとりもできるので、
案外不便なく、
むしろ通常の打ち合わせのように前後の移動時間もないのでその点は効率的にも感じました。
この案件の最中にコロナが直撃したのですが、業務の進行は止まることなく予定通りに行うことができました。
テレワークのつもりでやっていませんでしたが、これがテレワークなんですね。
日本テレワーク協会曰く
テレワークの中にも分類があって、
○在宅勤務
自宅にいて、会社とはパソコンとインターネット、電話、ファクスで連絡をとる働き方。
○モバイルワーク
顧客先や移動中に、パソコンや携帯電話を使う働き方。
○サテライトオフィス勤務
勤務先以外のオフィススペースでパソコンなどを利用した働き方。一社専用で社内LANがつながるスポットオフィス、専用サテライト、数社の共同サテライト、レンタルオフィスなどの施設が利用され、都市企業は郊外にサテライトを、地方企業は都心部にサテライトを置く。
と分類されるそうです。
今、コロナの状況が後押しする形で、
「サテライトオフィス 」を地方に持つ動きが
活発化しつつあるようで、
上市町でもサテライトオフィスの誘致事業が始まっています。
上市町の場合は空き家を改修してサテライトオフィスを開設する場合、
改装費や一定期間の家賃補助など、かなり手厚いサポートを受けられるないようになっていて、
サテライトオフィス 誘致と合わせて空き家の利活用を促進するものとなっています。
先日、サテライトオフィス 希望企業の視察もあり
新聞にも掲載されました。
サテライトオフィス開設というひとつの流れは町にとってチャンスと思います。
これによって今後新たに雇用が生まれたり、
最先端のものが上市から生まれたりということも起こりうると私は思っています。
今はまだコロナも完全には収束していません。
色々と苦難は続くとは思いますが、
この動きの先に、どんな変化が生まれるのか。
そこに希望があります。