こんにちは、ブログ担当の大室です。

今年度も上市高校の職場見学会が、地元機業・上市町役場と連携のもと開催されました！

ブログでは細川機業さんと東洋電制製作所さんでの様子をお伝えします〜〜！

 

 

細川機業での見学

細川機業さんの見学では女子5名、男子2名の生徒さんが参加していました！

 

企業の成り立ちだけでなく、ものづくりのお仕事自体が分かりやすく説明されていて、今年も町の企業の皆さんの高校生に対する温かい気持ちを感じます。

 

 

機織り機の模型も！

 

説明の後、敷地内にある複数の工場を回っていきます。

工場の中は……大きい機械がたくさん！

 

 

生徒さんも圧倒されているようでしたが、私も思わず「かっこいいですね……」と企業の方に話しかけてしまいました。

 

なんでも、世界に細川機業さんだけにしかもう残っていない、特別な機械もあったりするらしいです！

そこで中東の人たちの民族衣装に使われる織物を作っているらしいのですが、他ではもう機械がないので細川機業さんにしか生産できないものもあるんだとか……国際的な存在感がありますね。

 

 

機械が大きいということは音も大きいのですが、それに備えてキーワードを印刷してくれているというお心づかい……！

 

こんな感じで製品の種類や、製作の工程、そして糸の説明、機械の説明をしてもらっていきます。

 

工場の色々なところにある計器やメモなどから、お仕事の臨場感が伝わってきます。

 

 

こういったところは、実際に現場にお邪魔するからこその学びですね。

 

生徒さんたちの真剣な表情も印象的です。

 

 

普段のお仕事でお忙しいところ、生徒さんのために色々な工夫をして案内して下さってる様子が、ひとりの町民としてもとっても嬉しくなりました。

そしてそれに応えようとする生徒さんたちのひたむきな姿勢……！

 

東洋電制製作所での見学

東洋電制製作所さんの見学では女子2名・男子3名の計5人の生徒さんが参加されました！

 

会社概要などの説明のあと、社員の皆さんがかぶっておられるのと同じ紺色の帽子でいざ工場ツアーへ……！！

東洋電制製作所は色々な機械を動かす「制御盤」というものを作っている会社なのですが……。

 

 

その中身だけでなく外側の塗装なども自社で行なっているということでその様子も見ていきます。

 

ひとつの工場で全てを作っているのではなく、それぞれの作業内容によって工場の建物が分かれているんですね。

実際に訪れてみればすぐ分かることなのですが、やっぱり見学させてもらわないとなかなかピンとこないことなのかな……と感じ、生徒さんにとって本当に貴重な学びの場になってるなあと思いました。

 

それぞれの工場での担当の方が、生徒さんの質問に答えていってくれています。

キャリアについてなど、作業内容と共に分かりやすく説明されていきます。

 

 

仕事で大変なことや難しいことについても、分かりやすく率直に答えてくれる方ばかりで、生徒さんのうなずきも深くなります。

 

女性社員さんの比率についての質問があったり、上市高校は女子が多いところでもあるので色々な意識をされているんだなと感じました。

 

 

パッと見ただけでは何か分からないものでも、実際に目の前にして説明してもらえるのは本当に素晴らしい機会ですね。

 

生徒さんたちは本当に真剣に、じっくり見ていました。

 

 

私たちが見学にお邪魔する中で、スペースを作ってくれたり挨拶してくれたりする温かい雰囲気がありました。

 

東洋電制製作所ではベトナムにも工場があるということで、ベトナム語のメモがあったりなどとても国際色豊かな感じがします。

 

実はこの日、ケーブルテレビのNET3の取材が入っていて、生徒さんたちもインタビューを受けていました。

 

 

それを見守っているかのような、会社のロゴが入っている、工場見学を共に過ごした帽子……。

 

そして上市町のバス「生涯学習号」が見学会に提供されていました！

 

 

町ぐるみで高校生の学びをお手伝いしていく様子が、本当に上市町の良いところだな〜と思ってお見送りしました。

 

職場見学会でたくさん勉強した上市高校の生徒さん、その学びの場を提供して下さった町の企業の皆さん、会全体の運営から当日の運営までご尽力された先生方、バックアップで奔走された役場や町の皆さん、お疲れ様でした！！

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