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原始人sの上市jターン日記~坂本ですが~Vol.11 坂本なのです
坂本ですが、本日は何となく、とある休日のことをツラツラと書かせてもらいます。
リアルの暮らしを紹介できればと思いますが、上市の良さを知ってもらうというよりも、どちらかと言うと坂本の暮らしを知ってもらうだけの文章になってしまった気がします。
しかし、そこは気づかぬふりをして投稿させていただきます。
さて、先日に福井家(プロジェクトデザインの社長宅)の面々と我が家の子供と一緒に遊ばせてもらいました。
普段は手のかかる子供たちですが、子供同士で盛り上がってくれるため、わりかし大人の時間を持つことができるのが嬉しいところです。
休日にデスクワークをする必要が生じた場合は、子供同士で遊べる環境を作るといいのかもしれませんね。
さて、そんな中、最近感じたことは体力の著しい低下です。
デスクワークでパソコンに向かってどれだけ指を動かそうとも、指の運動だけでは体脂肪は減りませんし筋肉もつかないようです。
うすうす感じてはいましたが、その事実を再確認してしまいました。 (指の運動が体脂肪低下につながるような仕組みはないものでしょうか・・・?)
大人の時間を持ちつつ、子供との遊びにも興じている中で、例えばシャボン玉を捕まえるために野外でジャンプをしてみました。
思い切りジャンプしてみましたが、推定される垂直飛びの数値は20センチ弱。
運動に興じていた頃、カミソリジャンプと呼ばれた私のジャンプも今ではカミソリ数枚分が挟まる程度のジャンプへと劣化してしまいました。
いやいや、もはやジャンプというのもおこがましい。背伸びとほとんど変わりません。
女性にもてたいと思って割った腹筋は、今はぜい肉で割れています。
これはまずいぞ、と思った次第であります。
しかし運動する気力というものがなかなか沸きません。
こういう時に役立つのが子供のわがまま(?)です。
電車で移動したい!というので滑川→上市を電車に乗って移動しました。
駅に到着しましたが、妻による車での迎えを待ち切れず、息子からは「スーパーまで歩こうよ」ということで、そこから約500メートルの道のりを歩いてスーパーに向かいました。
せっかくなのでスーパーでお買い物をしてから妻による送迎の車と合流しました。
ところが、何と息子からさらなる提案が・・・「家まで歩いて帰ろうよ」だってさ。
家までは約1.5キロ、歩くべきか歩かざるべきか……結局歩かずに車で帰ってしまいました。
歩けば良かったかな、と夜になって若干後悔してしまいました。
長男坊は歩く場合も真っすぐは歩きません。
ジグザグに歩いたり走ったり、あるいは10歩進んで15歩戻ったりしますので、直線で2キロの道のりも恐らく4キロくらいは歩いたり走ったりしています。
よくよく考えると長男は近所へ出かけるにしても「歩こうよ」「自転車がいい」等、ガソリンエネルギーに依存しない移動手段を好みます。
そしてそのエネルギーは食事という方法で補給するのです。
そういう時に素材レベルで食事が美味しいというのは上市のいいところですね。
私のような手抜き料理をうまくごまかしてくれる食材に感謝です。
しかしながら、思い起こせば自分だって35年前は息子と似たり寄ったりだったのです。
田舎の場合、車が無ければ生活できないとよく言われますが、実は車が無くても生活はできるのです(きっと)。
バスや電車の本数が少なければ、その時間に合わせて行動するようになりました。
ある意味、意思の弱い私のような人種は田舎暮らしが適しているのかもしれません。
文明の利器と人間の本来持っている力を維持することのバランスを取りながら生きていくためには、やや自然に近い環境で無理矢理にでも生活を営むことが必要なのかもしれません。
上市に来て、ちょっと自分が成長したかな、という点が一つあります。
それは生活力がずいぶんと向上したな、と言うことです。
田舎で長期にわたって暮らしてきた先達には及びませんが、少なくとも2年前に都会で暮らしていた頃の自分と比べると、例えば電気やガスがストップした環境に放り込まれたとしても、生き長らえる期間が増したのではないかと自負しています。
ほんの150年前には電気のない暮らしをしていた人類ですから、本来は電気に頼らずとも生活できる基礎体力はあるはずです。
文明の利器を学習するのではなく、生きる術を学習する、田舎暮らしでは田舎暮らしに適した学習があるのではないかと思う今日この頃です。
早速積もった雪を払う作業を子供任せにせず、私も一緒にやろうと思います。雪かき5分で何キロカロリー消費できるのかしら。雪深い上市に謝謝。