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クラシックが楽しいなんて誰も教えてくれなかった!
上市町在住のデザイナー伊東です。
小学校の音楽の授業、音楽室でクラシック音楽の鑑賞をしました。
その時音楽の先生が言った「クラシックコンサートでは観客の咳や話し声があると退席させられたり、指揮者が怒って帰ってしまうこともあります」という言葉に驚いたと同時に、それは限られた一部のお金持ちとお嬢様やお坊ちゃんが楽しむためのものなんだなとインプットされました。
なので、これまでプロのクラシックコンサートに行ったことが無く、これから先も行くことはなかっただろうと思います。
2016年、北アルプス文化センターで開かれた酒井寛樹さんのふるさとコンサートに行かなければ。
この時ポスターの仕事をいただいた縁で初めてプロの演奏者によるクラシックコンサートに行きました。
酒井寛樹さんは上市町出身のバイオリニストで、ハープ奏者である奥様の恵子さんとフルート奏者の姫本さやかさん、ピアニスト・作曲家の小林弘人さんの4人編成でのコンサートでした。
そして公演中こう思いました。
「おかしいぞ、楽しい。。」
軽妙な地元トークと美しい演奏、時々見えるお茶目な表情、そして、お手製の紙芝居をめくりながらの組曲「動物の謝肉祭」は観てて本当に楽しかった。
これはきっと小・中学生が友達同士で来ても楽しめるんじゃないか?!と思いました。
ブラスバンドとか、音楽やってる子は絶対楽しめます。
どんな雰囲気かというと、この後酒井さんからのご依頼で制作させていただいた、埼玉県草加市で開かれたコンサートのチラシをご覧いただくのが一番わかりやすいと思います。
これは北アルプス文化センターで許可を得て撮影していた写真です。
楽しそうでしょう!
クラシックって楽しいんですね。
そんな楽しいクラシックコンサート、再来月12月9日に北アルプス文化センターで開催されます!
今回は「クラシックで旅するくるみ割り人形の世界」と題して、
チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」を中心に演奏されます。
「くるみ割り人形」って、クリスマスの夜に繰り広げられる、少女クララとくるみ割り人形(王子様)とネズミの王様や兵隊、お菓子の城なんかが登場する物語だったなんて知っていました?
私は知りませんでした!
物語として、面白そう。今年ディズニー制作の実写版映画が公開されるというのでなんとも偶然にしてタイムリーですね。
そして、くるみ割り人形って結構耳馴染みのある曲が多くて、「あっ!あのCMで使われてる曲だ!」なんて脳内検索をしながら楽しむこともできそうです。
さらに今回は上市町ゆかりの「剱岳 点の記」の劇中音楽を担当された仙台フィルハーモニー管弦楽団のメンバーで、収録にも参加されたバイオリニストの長谷川康さんも加わられるということで、どんなステージになるのか本当に楽しみです。
クラシックは堅苦しい・難しい音楽だというイメージをお持ちの方に是非観ていただきたいです!
そして子供達に伝えていきましょう。クラシックは楽しいと!