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フォトロゲイニングでみつけた
上市町在住のデザイナー伊東です。
随分日が経ってしまいましたが、2018年10月8日フォトロゲイニング上市まちのわ2018が盛況のうちに幕を閉じました。
1回目の250名弱から始まり、4回目の開催で過去最多の464名のエントリー。
フォトロゲイニングは、同じ開催エリアの中でのチェックポイントや配点を毎回変えなければいけません。毎回同じではいけない競技なのです。
チェックポイントにも魅力がなければプレイする方は面白くありません。
スポーツ志向の方はそうでもないのかもしれませんが、私のように非スポーツマンの場合、チェックポイントの魅力=大会の充実度なのです。
歩いて歩いてやっとの思いでたどり着いたチェックポイント(CP)で、ええっ?これ??もっとなんかこう…もうちょっとなんかなかった?
みたいながっかり感のあるポイントも、正直他の大会ではありましたので。
まあ、スポーツ志向の方にとってはそれは絶妙の位置と配点なんだとは思うのですが!
しかしながら、観光や散策を主とされるファミリー層も楽しめなければ良い大会とは言えません!!
そして毎回新しい要素を求められます。同じ開催地で同じ競技ですが、毎回違いがなければいけないのです。
そこが主催者泣かせのところで、毎年ハードルが上がるような感覚です。(毎回CP候補を上げてコース作りをしておられる役場の担当者の方と日本フォトロゲイニング協会の伊藤さんには敬服いたします)
そんなフォトロゲイニングという競技が同じ開催地で回を重ねるごとに盛り上がりを見せるということは、何を物語っているかと言いますと、
それは紛れもなく上市町のポテンシャルの高さ!!
とは前回ぐらいから感じていたのですが、
今回はさらに大切なことに気づきました。
さて、
この競技の楽しみの1つとして町内の飲食店などがそれぞれの自慢の一品や自社商品などを振る舞うおもてなしチェックポイントというものがあるのですが、
今回は今まで以上にそのおもてなしチェックポイントを多く設定していて、食べ歩き飲み歩きメインでも楽しめる内容になっていました。
特に印象的だったおもてなしチェックポイントは、前日の前夜祭の打ち上げでそこそこの時間まで飲んでたスナックイヨ。
いつも私たちがシメに注文しているそうめんを子連れのファミリーがすすっている光景はなんだか感慨深いものがありました。
私は毎回スタートと同時に割り振られたエリアを回る撮影隊として、プレイヤーの皆さんの写真を撮っていまして、
今回はまちなかと少し高台にある南加積エリアの撮影でした。
そこで改めて実感したことは、これまで以上におもてなしチェックポイントの皆さんが楽しんでおられることです。
先述のスナックや神社、お土産やさん。
中でもヤクルトさんのホスピタリティ全開のプレイヤー迎え入れ。
出場者顔負けのコスチュームで大きなタオルを広げて「ここだよーー!!」と迎え入れる方、そしてたどり着いたプレイヤーさんを「お疲れ様ーっ」とうちわであおぐ方、そして満面の笑顔でヤクルトを手渡す方。この連携プレーには感動すら覚えました。受け入れ側がここまで楽しんでもらえるなんて、実行委員の1人として幸せな瞬間です。
そう、私が今年気づいたこと!
それは地域の方が自分ゴトとして楽しんでおられることでこのイベントに血が通いはじめている!
体温を帯びている!!
地域にどれだけのポテンシャルがあろうとも、それを引き出しているのは間違いなく「人」です!
と言いますか、「人」こそが地域の魅力そのものであると今年は強く感じました。
この晩、夜のフォトロゲと称して昼間のおもてなしチェックポイントを渡り歩いたことは言うまでもありません。
2軒だけ・・・