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上市町でくらす
これも剱岳の恵み！石のトロフィー
上市町在住のデザイナー伊東です。
毎年実行委員として関わらせていただいているフォトロゲイニング。
今年はコロナ渦ということで、定員500名を県内限定200名へと規模縮小した上で、
スタート時間をずらすなどして密になる時間を作らないタイムスケジュール、
全国で初のアプリを使用しての採点などの感染予防対策、
書ききれませんが様々な対策をとっての開催となります。
例年なら3ヶ月ぐらい前から町中にポスターが貼り出され、全世帯にチラシも届き、
ネット上でも十分に行われていた告知も今年はほぼ出来なかった状態。
今年は、もしやれたとしても少人数での開催になるかもしれないな。
今年はそれでも仕方ない。
関係者にもそんな空気が流れていました。
締め切りを過ぎたあたりに、役場の事務局に
「どうですか？申込みの方は」
と尋ねると、返ってきた答えは
「定員達しました！」
なんと、ほぼ告知もできなかったにも関わらず定員200名に達したというのです。
あらためて、この大会を好きでいてくれる人が多くいてくださってここまで成り立ってきたんだなということを感じました。
本番を明日に控えて、あらためて、良い大会にしようという気持ちが湧いてきます。
さて、毎年このフォトロゲのトロフィーを制作させていただいておりまして、
今年は地元建設会社、石材店、銘板加工会社の３社が関わるコラボレーションとなりました。
上市町伊折地内の早月川上流の石を使いたいと思い立ったのですが、どうやら私が勝手にそれをやるとマズイようですので、早月川上流に県の許可を得た土石採取現場をもつ酒井建設さんにご提供いただき、
それを地元の石材店、杉本工業所さんにカットと彫り込み、磨きを依頼し、
それをスキャンしプレートのデザインデータを作成。
富山プレートさんにてレーザー彫刻された真鍮プレートをはめ込むという工程。
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- 早月川の上流。採取現場は更に上流とのこと
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- 早月川で採取された石が高く積み上げられています。この中から選んでまいりました。
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- 杉本工業所さんに加工の依頼
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- カットされた石の断面をスキャン
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- これに合わせてプレートをデザイン
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- 接着シートで段差を埋めます
過程を並べるととても面白いです。
完成！！
地域の技術が集結して、今年も良いトロフィーが完成しました。
毎年のコラボレーションに、たくさんの刺激をいただき、多くの可能性を感じます！
さて、開催は明日！
台風の影響が心配されましたが、今のところ天候は問題なさそうです。
参加される皆さん頑張ってください！
私も一スタッフとして良い大会になるよう頑張ります！
