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灯台下明るしを目指そう ~上市って宝物がたくさん~ Vol.5
坂本でございます。そもそも宝物を書こうと思ったきっかけをお話して、このシリーズを締めさせていただこうかなと思っております。
本日の登場人物は便宜上、長男・・・A、次男・・・B、妻・・・C としておきましょう。
上市に来てからというもの、子供たちも保育園で色んな言葉や物事を学んでくるようになりました。昔ながらの掃除方法だったり、ちょっと間違った昔話だったり。(昔話は保育園では正しいものを教えているそうですが、長男が勝手に創作しているだけのようですが)
ある時、「たからもの」って何?と長男に聞かれたので、少し考えたあげく、「Aが父ちゃんの宝物だよ」と答えました。それからしばらくの間、「Aは父ちゃんの宝物だよね」と言う日が続きまして、「まぁ、普段は憎たらしい長男坊も可愛いところがけっこう残ってるじゃないか」と思っておりました。
ところが、その後、「たからもの」の解釈が広がっていきました。
「Aはたからもの」「Bもたからもの」「Cもたからものだよね」と言うのです。
ほほー、ところでお父さんはどうなんだろうと思って、「お父さんも宝物かな?」と聞こうと思った矢先に、
「父ちゃんだけ宝物じゃないよね」と言い放ったのです。
さらに追撃してくるかのように「そうだよね。父ちゃんだけ宝物じゃないよね」と。。。。
思えば、長男坊は最近生意気な言葉をよく吐くようになってきました。
車内で運転中にとある出来事を処理した時に、私がひとりごとで「お、ちょっと自信がついたなぁ」なんて口走ると、すかさず「本当に?」「そんなにつかないんじゃない?」と返してくるのです。普段、会話が成り立っているのか成り立っていないのかよく分からない長男坊なんですが、憎らしいことを言い放つときだけ会話が成り立つようにできているようです。
おかげさまで、保育園に迎えに行くと、他の園児から「あー、Aくんの「意地悪なお父さんだー」なんて言われることもあります。
長男坊よ、、、いったい保育園で父ちゃんのことをどのように話しているんだい。
そんなこんなで、家族の中で宝物になり損ねてしまった私でした。。。上市に来て1年が過ぎましたので、次回からはまた別の話題で進めたいなと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。
坂本龍生