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東大生、富山に帰る-生活編1.穴の谷の霊水を汲みに行こう!-
名水百選の一つ、穴の谷の霊水
「水の王国」として全国的に知られている富山県。
名水百選でも、全国最多の4つの水源が挙げられています。
その名水の一つ、穴の谷の霊水(あなんたんのれいすい)を汲みに行ってきました!
富山県民であれば、飯田醤油さんのあなん谷醤油にも使われているので馴染み深いものと思いますが、実際に源泉からの水を飲むのはこれが初めてです。
どんな味がするのか楽しみです。
なお今回は、現場に汲みに行くまでのお話で、次回がテイスティングになります。
車で行けば、案外と近場
霊水を汲める「穴の谷霊場」は上市町の奥にあります。
車ならば富山駅から45分、私の住む舟橋村からは25分で到着します。
もっと山奥まで行く必要があるかと思っていましたが、気軽に行ける距離ですね。
途中、ホームセンターで100リットル分のポリタンクを購入し、カーナビに従い出発しました。道中はあちらこちらに案内板もありますので、ほとんど迷うこともありませんでした。
そして、山道を登り、穴の谷霊場の駐車場へ到着。
見頃の桜が綺麗に咲いていました。
山道を通り、薬師如来堂の水汲み場へ
駐車場の近くには受付があり、駐車料金200円を支払いました。
その受付ではポリタンクの販売も行っていますので、手ぶらで行っても大丈夫です。
また、受付ではポリタンクを運ぶための台車を貸してくれます。
台車には紐が結びつけてありますので、これでポリタンクをしっかり縛り付けましょう。
でないと途中でポリタンクを落っことしてえらい目に遭います。 ええ、遭いましたよ・・・山道で落としたポリタンクを拾うのは一苦労でした。
穴の谷の霊水が湧き出る水汲み場は、薬師如来堂になっています。
かつては修行僧たちが多く籠もっており、この霊水を飲んで修行に励んでいたそうです。
さて、帰り道。水汲み場は石階段の下にあります。
剛力自慢の私ですが、この勾配を100kgを背負って登るのは文字通り重荷になります。
そこで、きちんと階段の横には「水専用のエレベーター」があります。
10kgで100円の運賃です。
汲み上げにいこうと思ったのは、趣味の茶道で「名水手前」という、名水を用意したときに行うお点前を習ったためです。
せっかくの機会ですので、ご縁のある上市の名水を試したくなった次第でございます。
では、次回はさっそく汲み上げた名水で、お茶を淹れてみましょう!
・・・茶道の抹茶ではなく、もう一つの趣味の紅茶で、ですがね。
ライター:竹島雄弥
富山県立富山中部高等学校卒業
東京大学農学部環境資源科学過程生物・環境工学専修卒業
大学卒業後、ふるさと富山にUターン。プロジェクトデザインに新卒で入社。 事務所内でのもっとも重要な仕事はおいしい紅茶を淹れることである。