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大岩へ初詣に行ってきました。
あけましておめでとうございます。2017年が始まりましたね。もう1月5日です。
「はたらくらすコネクションin上市」は今日から始動します。
みなさま、初詣はどこへ行かれましたか?
上市町と言えば…やはり、大岩です。
神社に行かれる方も多いと思いますが、私は毎年、上市町大岩にある大岩山日石寺へ行っています。
流れとしてはこんな感じです。↓
・百段坂を上る
「百段坂」という名前にも関わらず、階段の改修などで段が増え、100段以上あります。
昔はもっと一段一段が高かったようですが、上りやすいようにとなだらかに作り直されたそうです。
以前、私が数えたときは今は無き「門前館」までで137段でした。そこからさらに10段はありそうですね…。
今回、数えるのを忘れちゃいました。どなたか数えられたらぜひ教えてください。
私は門前館の前あたりでもう息が上がってしまいます(笑)。
(写真を撮るのも忘れていたので、前回撮った夏の写真を載せますね。)
・手水舎で清める
・メグスリノキのお茶を飲む
お寺の祈祷日(1日、27日、毎週日曜)に沸かされているメグスリノキのお茶。メグスリノキは境内の山畑で無農薬で育てられたものを葉を取って乾燥させ、お茶にしているそうです。
美味しくて子どもでも飲みやすいお茶です。
Wikipediaによると、メグスリノキは「和名は、戦国時代頃から樹皮を煎じた汁を目薬として使用すると眼病などに効用があるとする民間療法があったことに由来する。樹皮にはロドデンドロール(ロドデノール)やエピ・ロードデンドリン、トリテルペン、タンニン、ケルセチン、カテキンなど多くの有効成分が含まれており、眼病の予防・視神経活性化・肝機能の改善などの効果があることが星薬科大学の研究により実証された」とあります。
・迫力あるお不動さん(重要文化財の不動明王磨崖仏)のおわす本堂でお参り
(不動明王像の写真は以前、大岩観光開発さんを取材した際に特別に撮らせてもらったものです。)
岩に刻まれた巨大な不動明王像。平安時代中頃に彫られたと伝えられ、室町時代の上杉勢の兵火や昭和42年の火事でもほとんど損傷を受けずに今に残っています。
暗い中で迫りくるお不動さんには、何もかも見透かされているような気に…。
誠実にお参りします。
・去年のお守りやお札を火にくべて焼いてもらう
・おみくじを引く
日石寺のおみくじは、ちょっと特殊です。普通の長細いおみくじのように、大吉とか小吉とか凶とかはありません。
生年月日に基づいたおみくじで、普通のものより大きく、一年を幸福に過ごすためのアドバイスが書かれています。
私も数年前に引いたことがあるのですが、中身は忘れたものの、手厳しいことが書いてあったような気がします。きっと心に甘えがあったのでしょう…。おかげで身も心も引き締まりました。
ちなみに私は地蔵堂にある、綺麗なとんぼ玉が入っているおみくじが好きなので、そちらを引きました。
どちらも同じ、300円です。次回は開運推命おみくじを引いてみようかな。
・鐘を鳴らす
なんと、第二次世界大戦の際に金属供出されたものの、奇跡的に戻って来たといういわれを持った鐘です。「かみいち町民のネタ帳」に感動的なエピソードが書かれていました。
ちなみに、この「大岩山日石寺」は、2012年にNHKの「ゆく年くる年」で生中継されたお寺。除夜の鐘はこれだったと思います。身近なお寺が全国版のテレビで放送されるというのは不思議な感じでした。
・六本滝で滝修行をしている様子を見学する
今年は滝修行をしている20代くらいの男女3人グループがいました。地元の人ではなさそうな…。周りの人々はみんな「この寒い中ですごいね~」と感心していました。
(今回、写真を撮っていないので夏に滝開きの際に撮影した写真を載せますね。)
・お守りを買う
・振る舞われているうどんを食べる
毎年、お正月三が日には無料でうどんが振る舞われます(なくなり次第終了)。
私が行ったのは2日でしたが、まだ大丈夫でした。
うどんは大岩のおかみさん達が協力して作っておられます。
場所は大岩館さんの前にあるテント。そこから日石寺の境内まで、長い列ができていました。
夏場はそうめんで有名な大岩。たくさんの人が訪れ、各お店で列を作ります。
お味はそれぞれのお店によって違うので、お客さんにはそれぞれお気に入りのお店があります。
実はこのうどんも美味しいのですよ。出汁を全部飲み干したくなるくらいです。
これを無料で振る舞われるなんて、すごく太っ腹ですね…!
この時期にしか味わえない大岩のうどん、きっと有料でもみんな食べると思います。
寒い中、温かいうどんと作られているおかみさんたちの優しさが体に染みわたります。こういった、「人が温かい」のも大岩の魅力です。
今回は、阿覚窟にもお参りしました。
明治30年、一覚和尚により造立され、中には厄除大師(弘法大師)が安置されています。
これまた岩をくり抜いた洞窟になっていて、入る時ちょっとドキドキします。
中の写真は撮りません。ぜひ実際に入り、見てみてください。
日石寺は広いので、このほかにも干支にちなんだ「十二支滝」や「愛染堂」、「夫婦岩(めおといわ)」などがあります。
詳しくは「かみいち町民のネタ帳」に「大岩七不思議」として書かれているので、おすすめです。
愛染堂にもおみくじ(男女みくじ)があるそうなので、今度それも引いてみたいです。
ということで、みなさま、今年も「はたらくらすコネクションin上市」をよろしくお願いいたします。